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ななつのこ
a0031719_23151452.jpg書名:ななつのこ
著者:加納朋子

女子大生の入江駒子は「ななつのこ」という短編集がいたく気に入り、作者の佐伯綾乃に読後の感想と日常の些細な疑問を書いてファンレターとして送る。返信された作者からの手紙にはその疑問を解き明かす「解決編」が書き添えられていた。
小説内小説である「ななつのこ」をベースに駒子と作者の交流が進む。そして夏の終わりとともに訪れる爽やかな結末。
簡単に紹介するとこんな感じ。第三回鮎川哲也賞受賞、という本作は青春小説の中に巧みにミステリの作法を潜り込ませた佳作。トリックを見破る、というより結末をある程度想定しながら、そこに至る伏線に注意しながら読む、という感じ。
ミステリなんてあまり読まない人もこの作品はいいんじゃないかな。
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by seed_for_thought | 2004-11-04 23:15 | Book shelf
猟盤日記:THE GRIND DATE/DE LA SOULなど
a0031719_2354365.jpg猟盤日記:THE GRIND DATE/DE LA SOUL

文化の日。ナビスコカップの決勝戦を見てから、新宿に買い物にでかける。
ユニオンでいらないラテンのレコードを売り払い、売り払ったお金でまた買う。自給自足。
ラテンコーナーで買ったのは以下の3枚。いつもの通り、◎はLP、○は12吋、●は7吋。

1◎WANTED DEAD OR ALIVE/JOE CUBA SEXTET
2◎CARTA DE AMOR/HECTOR PENA
3◎LA SUPREMA/LA SUPREMA
その後HIPHOP館に移動して以下の5枚
4◎THE GRIND DATE/DE LA SOUL(写真)
5○GOOD TIME/LEELA JAMES feat. PETE ROCK & C.L.SMOOTH
6○BLOQUERA/BLOQUERA
7○IT'S TOO LATE/LOUISE THOMAS
8◎BREAK OUT/LOUISA "MARKSWOMAN" MARK

各作品のコメントはこちらから
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by seed_for_thought | 2004-11-04 00:06 | Vinyl+Music
A MESSAGE FROM THE BEASTIE BOYS
BEASTIE BOYS からこんなメールが来ていた。米大統領選挙ネタ第二弾。
a0031719_055155.jpg

A MESSAGE FROM THE BEASTIE BOYS
Please get out there and vote. All three of us are voting for Kerry and we hope you will too. This election is the most critical we've seen in our lifetime. Please vote and help to make a change.
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by seed_for_thought | 2004-11-03 00:55
エミネムの反ブッシュ・ソングのアニメ
a0031719_1532439.jpg


明けて今日は米大統領選。4年前にブッシュが当選しなかったら今頃世界はどうなっていたか?
少なくとも、こんなエミネムの曲はできなかっただろう。
新曲"MOSH"のPVはコチラから

real player版

Quick Time版

windouw media player版

私はエミネムの暴力的なラップはあまり好きじゃない。この曲も楽曲だけならそんなにいい曲だと思わない。でも。映像と一緒に見ると言ってることはわからなくてもこう何か伝わってくるものがある。
元ネタはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20041025
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by seed_for_thought | 2004-11-02 01:53 | Vinyl+Music
THE WRONG GOODBYE  ロング・グッドバイ
a0031719_042794.jpg書名:THE WRONG GOODBYE  ロング・グッドバイ
著者:矢作俊彦

タイトルはいわずもがな、ハードボイルドの金字塔、レイモンド・チャンドラーの"THE LONG GOODBYE"をもじったもの。久しぶりの書き下ろしハードボイルドにあえてこのタイトルをつけるのは、それだけ矢作氏の仕事ぶりに脂が乗っているということだろう。
で、この週末一気読み。矢作節炸裂。ハードボイルドは男の教科書。酒の呑み方、やせ我慢の仕方、友情の守り方、信じるものを追い続けること、権力になびかないこと。そういうものを主人公が愚直に、てらいもなく語り続ける。ハードボイルドの作法に則って物語の結末まで加速する。チャンドラーの名セリフ、「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」を意識して物語の最期に用意するのは矢作なりのひねりを利かせたセリフ。
チャンドラーのLONG GOODBYEと合わせて是非、読んで欲しい。そしてどこかのバーでハードボイルドを気取りながら「パパ・ドーブレ」を呑みませんか?
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by seed_for_thought | 2004-11-01 00:05 | Book shelf