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ブレイン・ドラッグ
a0031719_2305093.jpg書名:ブレイン・ドラッグ
The Dark Field
著者:アラン・グリン
Alan Glynn
訳者:田村義進

ここしばらくゆっくりと読書に時間をとる余裕がなくて、手近にある本を斜め読みばかりしていたのだけど、連休にどっかりと読もうと。まず、本書から。

のび太クンが宿題が早く片付くようにドラえもんに頼んで、頭の良くなる薬を出してもらい、宿題が終わって一安心。でも結局は、最後に手痛いしっぺ返しがくる、なんて話よくあるでしょ。本作は主人公がある日義兄から、一粒の錠剤を薦められたところから始まる。もちろん、この薬、脳に効く。さえないフリーのライターであった主人公はこの薬のおかげで手につかなかった原稿をたった一晩で片付け、のみならず新しい企画もひねりだす。とにかくinput/outputする情報量が飛躍的に増大し、しかも集中力が途切れない。この夢のような薬MDT-四八を変死した義兄の家から持ち出した主人公。もう服用しまくる。それでデイトレードに手を出して大儲け、ついには大企業同士のM&Aの交渉役まで上り詰める。さて、のび太クンのようにしっぺ返しを喰うのか?フォローするドラえもん役などいない。続きは読んでのお楽しみ。
by seed_for_thought | 2005-05-09 23:01 | Book shelf
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