人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ファウストvol.4と月刊PLAYBOY1月号
ファウストvol.4と月刊PLAYBOY1月号_a0031719_21161519.gifファウストはミステリ専門誌のメフィストの弟分としてリリース、年三回刊行ですでにVOL.4。毎回舞城王太郎が寄稿しているのでついつい、買ってしまう。なんと、VOL.1はヤフオクで5,000円がついているそう。
今回は結構読みでがあって、巻頭では乙一、佐藤友哉、北川猛邦、西尾維新、滝本竜彦の文芸合宿。これは沖縄に3泊4日してその間に各人が「上京」というテーマで短編を書き上げ、もう一つリレー小説も制作する、というもの。あとは、舞城の新作、ミステリをテーマにした作品「夜中に井戸がやってくる」。最近の短編の中ではかなりよい出来。それと、本誌編集長の太田氏と「新潮」の編集長矢野氏の対談。私の好きなブコウスキーの「まちで一番の美女」、阿部和重の「インディビジュアル・プロジェクション」が矢野氏の編集だったとは知らなかった。知らない間にこの人のテイストに影響を受けていたとは。などなど。
PLAYBOYは春先にモータウン特集をやったり、最近では建築家安藤氏をフューチャーしたりして、編集者が変わったのか?と思わせる充実ぶり。今回はBLUE NOTE特集とプレイメイトカレンダーが付録ということで迷わず購入。BLUE NOTE特集はそんなに深く突っ込んだ記事ではないにしろ、あまり見たことがなかった写真が多く掲載されていて目に楽し。もちろん、グラビアもね。
by seed_for_thought | 2004-12-06 21:16 | mag
<< 猟盤日記:STANDARDS/... 切込隊長がいいこと言った。 >>