カテゴリ:Vinyl+Music( 70 )
平井堅の声の成分
平井堅の声の成分

東京ドームの平井堅コンサート「Ken's Bar」に行って来た。何かのきっかけでもないと平井堅のコンサートに自分から行く事はないから、お誘いいただいた時はこういう機会に一度見ておきたいと思ったのだった。結論から言うと、見ておいて良かった。きちんとショーアップされた良質のエンターテイメントであった。

東京ドームでコンサートを見たのは、もしかしたらローリングストーンズの初来日公演以来かもしれない。あの時は席も悪かったし音質も最悪だった。そういう悪い印象を大箱のコンサートに持っていたのだが、まったく問題なかった。編成はピアノ、アコースティックギター、ウッドベース、パーカッションというunpluggedなもので一つ一つの音の粒立ちがはっきりしていた。と、いうことはつまり、平井堅のヴォーカルの魅力をきちんと伝えきれていた、ということ。

生(に近い形)で聴いた平井堅の歌声は、少しイメージと違うものだった。独特のファルセットで発せられる一音一音が複雑な和音のようになっていて、メロディラインの上をなぞるのが主音ではなくて、フラットしていたりシャープしていたりする。でもそれで音程が外れているのではなくて、それを補う和音がそこで調和を保つようになっている。例えば、楽譜の上ではC(ド)の音なんだけど単純にC(ド)の音を出しているのではなくて、CM7th(ドミソシ)の音に聞こえるような声の成分になっていたのだった。鍛錬だけではない、そういう生まれもっての声がある、というのが平井堅の最大の魅力であり、個性なのだと思った。
なんて、難しいこと言わなくても十分楽しめるコンサートでしたよ。
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by seed_for_thought | 2005-12-23 00:29 | Vinyl+Music
香港への手紙
香港への手紙
メリークリスマス。そっちでは相変わらずそうで、なにより。

DJって「対話」なんじゃない?
自分の音楽遍歴と対話して、レコード選んで、フロアにいる人と対話するようにかけていく、その繰り返し。
どんな音楽好きなの?って聞かれるとすごく困って、そういう質問する人には「1時間でいいから僕がDJやっているの聞いて下さい」って答えたい。まぁ、実際には適当にお茶を濁す事が多いんだけど。
単純に自分の好きな曲を流しっ放しにするんじゃなくて、どういう文脈でその曲をかけるのか、そのストーリーが感じられるようにもしたいし、そこに音楽を聴いて来た体験がきちんと裏打ちされたものにもしたい。しかも、その場にいる人達がリラックスしてお酒が旨く呑めて、っていうところに持っていきたい。
ジャンルに縛られる事なく、いい曲をこの曲いいねって感じてもらえる一番いいタイミングでかけて、お客さんが少ない時はしっとりと、あったまって来たらアゲアゲにしたり。
実はニコーって笑ってピースサインするときって、この曲かけたらグーッとみんなの心に響くだろ、どうだってかけてみたらやっぱりグーッと来た瞬間、うれしくなってピースピースってしてしまうんだよ。
って書くといかにも私のDJが素晴らしいもののように見えてしまうかもしれませんが、本職の人と比べたらまるで素人なのでよろしく。
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by seed_for_thought | 2005-12-22 23:45 | Vinyl+Music
猟盤日記 神無月編
a0031719_22162866.jpg猟盤日記 神無月編
また溜めておくと、UPするのが面倒になるので、早めに更新。
この前、まとめて報告した後に購入したのが以下。
(12Sは12吋シングル)

1 12S Rodeo machine /Halfby
2 12S Help is on the way / Greyboy
3 12S Where's the party /Boston Rodoriguez
4 12S DWYCK Rio carnival mix /LK001
5 12S Force be with you /Jazz Liberatorz feat. T. LOVE
6 12S Jazz conversation /Tommispaxxx Soulz
7 12S Rock solid / Wade Waters feat. Cuban Link
8 12S Do you want to /Franz Ferdinand
9 12S Hung up /Madonna

1のHalfbyって京都の人達みたい。趣味のよいサンプリングでまとめたパーティチューン。3はもうアーティスト名だけで購入決定。ボストン・ロドリゲスってすげぇ名前。曲はドラムンベースっぽいリズムにベタなPOPSのメロディが乗っていてこれまたインチキくさい。この場合、インチキくさいは最上級の褒め言葉ですので、念のため。4はGangstarrの永遠のHIP HOPクラシックDWYCKを強引にラテン風トラックにリ・エディットしたもの。最近、この手のが増えてきているね。今回一番良かったのは6(写真)。これもStetsasonicの名曲、JAZZをリ・エディット。Middle Schoolの早口ラップがJAZZボッサアレンジ+四つ打ちバスドラに見事に乗っかっている。こういうおしゃれなのはあんまり趣味じゃないので普通だったら軽やかにスルーするんだけど、試聴してあまりの格好良さに思わず購入してしまった。8はウォークマンのCMでもお馴染み。9はマドンナの新曲。いろんなremixが入っていたけどアルバムアレンジが一番良いという罠。ある意味2005年を象徴する徒花。
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by seed_for_thought | 2005-12-05 22:15 | Vinyl+Music
ドラムライン 【再掲載】
a0031719_2257204.jpgドラムライン
今、amazonで20世紀FoxのDVD990円セールと言うのをやっていて、どーせたいしたのないだろ、と思ってリストをみたら、この『ドラムライン』がラインナップに入っていて即買いした。
 いやぁ、びっくりした。この映画を高校生の時に見ていたら迷わず大学ではマーチングバンドに入っていたかもしれない。ドラムラインと言うのはアメリカンフットボールのハーフタイムに演奏するマーチングバンドの太鼓隊のこと。華やかなチアリーディングの競技会なんかは日本でも盛んになっているけど、この映画ではアトランタのカレッジリーグでのマーチングバンド同士の戦いが描かれる。
 もう、ストーリーはベタベタ青春群像。主人公は太鼓隊の中でも花形スネアドラムの担当で、天賦の才を買われ、スカウトされる。ところが、才能を鼻にかけるもんだから上級生には嫌われる、大学同士の交流会でけんかして干される。んで、付き合っていたチアリーダーの女の子との仲もひびが入って最悪モード。だけど昔ファンクバンドやっていた親父から当時演奏したと言うカセットテープが送られてきて奮起。上級生や監督ともよりを戻して、さぁ、クライマックス、ライバル校と一騎打ち。当然ハッピーエンド、って分かりやすいでしょ。
 ストーリーはベタだけど、音楽がすごい。音楽監督はダラス・オースティン。(ジャパンマネーにモノを言わせて、たしかウタダとかアムロとかの曲のプロデュースをしてもらったんじゃなかったっけ?)incredible bongo bandのアパッチとか、EW&Fの曲とか、Jackson 5の曲とかマーチングバンドのアレンジで演奏されたら、うぉぉお、血がたぎるのです。
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by seed_for_thought | 2005-11-30 22:33 | Vinyl+Music
最近買ったレコード コメント後編
a0031719_22471379.jpgさて、今夜は後編。
24〜30はディスクユニオン新宿店ラテン/ワールドフロアで7インチセールをしていたので、まとめて購入。値段が安かったのでホイホイと買ってみたんだけど、どれも内容は今イチ。安物買いの銭失い。
逆に32は、今年買ったレコードで一番高かったもの。¥5,800也(税抜き)。Willie Rosarioのついぞ見た事のない盤だし、ジャケットもおしゃれだし、60年代のatocoだし、ブガルーだし、店員さんには「これめったに出ないっすよ」と言われたらしょうがない、買うか。という気分にもなろうものです。もちろん、値段に見合った内容。my favorite thingsのラテンバージョン収録。
37〜44はレゲエ。今年はオールドダンスホールレゲエに燃えた一年だった。自分の中でダンスホールレゲエの再評価機運が高まって、今更だけど購入したのが38のGreetings。これから年末に何回かパーティDJをするチャンスがあると思うけど、クラッシュのrevolution rockからgreetingsっていう流れを必ず一度は使うことを今から宣言しておきます。
45はShuggie Otis若かりし時の作品。期待していたほどではなかった。46は昨年MA$EやONYXがサンプリングして旬のネタになったWelcomeback収録。48も今更だけど高田馬場のレコード屋で500円だったのでサルベージ。
50はよくいく飲み屋MeWeの店内でBGMとしてかかっていたのが気に入って購入。その名の通りキューバのミュージシャンにSkaをやらせてます。キューバ音楽特有の哀愁漂うホーンアンサンブルは、Blue beatと呼ばれるSkaのそれとは趣が違って面白い。歌もJamaican EnglishではなくてSpanishなので一種独特の雰囲気。これはオススメ。
51は映画「Shall we dance?」ハリウッドリメイク版の中で使用されていた曲を収録。劇中、一種のターニングポイントとなるダンスシーンに使われていたのだが、オーソドックスな社交ダンスで用いられるタンゴではなくて、現代風にアレンジされている。バンドネオンのフレーズはDUB処理されており、次第に四つ打ちのバスドラが絡んできて重たいビートになる。今年、タンゴに興味を持ったのも実はこの曲のおかげ。しかし、以前紹介した"Last tango in Paris"のサントラと、このCD以外、タンゴと言う切り口の音楽で気に入ったものには出会えなかった。ピアソラもいいんだけど、レコード屋で試聴すると、まぁ次でいいか、という気になってしまう。この辺はもっと深く掘り下げて聴いていきたい。

と、まぁこんな感じ。
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by seed_for_thought | 2005-11-24 22:49 | Vinyl+Music
最近買ったレコード コメント前編
a0031719_21563673.gif量が多いので2回にわけてコメント。
まずは前半、1〜21まで。

 1から21まではHip Hop、Break Beatsもの。
 DMRに行くと必ず購入していたのはG.A.M.Mというレーベル。10〜14までがこのレーベルの作品。(写真は12のRed Astaire)。1995年くらいだったか、rawkusというNYのHip HopレーベルがMos defというラッパーとともに現れて、当時はリリースされたら何でもかんでも買っていたけど、このG.A.M.Mというレーベルは初期rawkusが持っていたのと同じヤバさがある。ちょっと違うのはラップよりトラックの方にその個性が表れている事。現に、14はrawkusからMos defやQ-tipがリリースした"Body Movin'"という曲からラップをサンプリングして、オリジナルのトラックに乗せたもの。サンプリングワークに凝り過ぎてしまって分かりにくくなっていまった曲が多いけれど、このレーベルのものは(ちょっとは当たり外れがあるものの)どれも分かりやすくて、単純にDJする時に使いやすい。G.A.M.M.の曲はコチラで試聴できる。
 分かりやすいサンプリング、っていうと3,4の蟹江さんことKanye West。2のCommonのアルバムや8のJohn Legendも蟹江さんプロデュース。この人のやっていることって往年のPete Rockがやっていたことと相通じるような気がする。East sideのプロデューサーでは唯一、安心して購入できる人。3はその最新アルバム。カーティス・メイフィールドやギルスコットヘロンを遠慮なくサンプリングしてます。もちろん、サンプリングワークの妙だけでなく、その上で表現するラッパー、シンガーも素晴らしい。黒人音楽の系譜をちゃんとHip Hopという表現形態に乗せて分かりやすく仕上げる、って口で言うと簡単だけど、それをきちんとパッケージングできる才能はさすが。
 その他は簡単にコメント。5のugly ducklingは西海岸のラップチームでは一番好き。アルバムはすでにitunesで聴けるけど、なかなか良い。前作はアルバムからカットされたシングルに入っていたremixも良かったので、今作もそれを期待している。9もアルバムに期待。とはいえ、1stからその魅力は薄れているので新作アルバムが評価の分かれ目だと思う。まぁ、出たら脊髄反射で買ってしまうのだけど。
 19はブラジルもののサンプリングをバックにPharcydeがラップ。この組み合わせありがちだけど、これはいい。
とりあえず、こんな感じで。続きは明日以降。
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by seed_for_thought | 2005-11-23 21:57 | Vinyl+Music
ここ2ヶ月半で買ったレコード(とりあえずリストだけUP編)
a0031719_0434358.jpgおばんです。ここ2ヶ月半くらい相変わらずレコードを買い続けているのですが、ここにUPするのを怠けていたらどんどんたまる一方。(お金もこうだったらいいのにね。)子供の頃から一度はじめた事をすぐに投げ出すと親にさんざん言われてきましたが、まぁ、その通り。三つ子の魂百まで、というわけです。いやいや、いかんいかん。これだけはライフワークにすべきなんじゃないの、という内なる声に励まされ、一念発起してリスト作成しました。それぞれいつどこで買ったか記憶も曖昧ですがとりあえず(よって順不同、ざっくりジャンル別にソートしています。)
明日以降、簡単な紹介をすることにして(さすがに全部にコメントすることはできませんが)リストをまずはUPします。写真は一番最近に買ったSka Cubano。
(12Lは12吋LP、12Sは12吋シングル、7は7吋。基本すべてアナログです。)

1 12L Beastie Boys/Check your head
2 12L Common /Be
3 12L Kanye West/late registration
4 12L Kanye West/The college dropout
5 12L Ugly Duckling/Yudee!
6 12S Choklate feat Charlie 2NA/Waitin'
7 12S Jessica Simpson/These boots are made for walkin'
8 12S John Legend/Number one
9 12S Jurrasic 5/Red Hot
10 12S Red Astaire/Follow me
11 12S Red Astaire/Down 2 Earth
12 12S 7 Samurai /Brothers
13 12S 7 Samurai meet King Dubby / Uptown Rankin
14 12S Dancing Djedi/Body Surfin'
15 12S Sharkey/ Fuzz
16 12S V.A./Cloud 9
17 12S V.A./PR Records Vol.3 Sound System EP
18 7 Allisten J /Soulful bolla-dayz(AJ's Re-edit)
19 7 B.A.Baracus Hand/mama said
20 12S Frisco international /Sleeve
21 12S marcelo 02/Looking for the perfect beat
22 12S Across the sky/Space Cowboy
23 12S I would die 4 U/Space Cowboy
24 7 Celia Cruz / Johnny Pacheco/El Bajio
25 7 Charie Palmieri/Amor for two
26 7 Helcio Milito/Santos Dumont
27 7 Luie Ramirez/Salsa
28 7 Quarteto Forma/Boa
29 7 Ralph Robles/Montuniando
30 7 Trio Los Condes/Ante los ojos del mundo
31 12L V.A./Ritmo Cliente salsa greatest hits vol.1
32 12L Willie Rosario & his orchestra /Boogaloo & Guanguanco
33 12L Yerba Buena/Island Life
34 12S Ozomatli /Saturday Night
35 7 Prince & The Revolution/Kiss
36 12S Courtny Pine feat. Carrol Thompson/I'm still waiting
37 7 Cocoa Tea & J.C.Lodge/Time for Love
38 7 Half Pint /Greetings
39 7 Luciano/Spanner Banner/What we need is love
40 7 Marcia Aitken/She don't love you
41 7 Marcia Griffith & Cutty Ranks /Much Lover
42 7 Pinchers /Lift it up again
43 12L Gem Myers/One-Man Woman
44 12S Black Majik/Feeling's killing me
45 12L Al Kooper & Shuggie Otis/Kooper Session
46 12L John Sebastian/Welcomeback
47 12L Mitch Ryder & Detroit Wheels/Greatest Hits
48 12L The Beatles/1967-1970
49 7 Dusty Springfield/If you go away
50 CD Ska Cubano/Ska Cubano
51 CD Gotan Project/La Revencha Del Tango
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by seed_for_thought | 2005-11-23 00:39 | Vinyl+Music
Bing Ji Ling
Bing Ji Lingさん。 某氏のバックバンドとしてSummer Sonicに来日。

離日する前に小さな箱でライブがやりたい、ということで渋谷のMeWeと言うお店でライブを行うことに。で、DJやってよ、とDてんちょに頼まれたのでホイホイ出かけたのであった。 それが昨夜。

HPを見ていただければ分かる通り、楽曲も声も素晴らしい。こういう人がアメリカにはゴロゴロいるのかと思うと、その層の厚さに感服してしまう。

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by seed_for_thought | 2005-08-21 23:26 | Vinyl+Music
猟盤日記:7月まとめて報告
a0031719_21463249.jpgちょっとここに書くのを怠けていると、どんどん買ったレコードが貯まってしまう。7月中旬から時系列に報告。
01◎電気グルーブとかスチャダラパー /電気グルーヴとかスチャダラパー
02◎In fine style / Half Pint
03◎Vuelve el gigante / Charlie Palmieri Y su Orquesta
04◎Studio One Lovers / V.A.
05◎Be / Common
06○It's a trip (revolution on Wax re-edit) / Last Poets
07○It's over / Ranking Joe
08○Rhythm bandits / unior Senior
09●Ring the alarm quick / Tenor Saw & Buju Banton
10●I shall sing / Hortens Ellis
11●Love in time / Dennis Brown
12●I'm in Love with a dredlocks / Brown Sugar
13○Turn my Back / Hiroshi Fujiwara
14○The House mixes / Stevie Wonder
15○Tiny Punx Organization
16○daft punk is playing at my house / daft punk
17◎The college dropout /Kanye West

各作の簡単な紹介はこちらから
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by seed_for_thought | 2005-08-07 21:42 | Vinyl+Music
KUMA×DRUNK DRAGON MESSENGER
a0031719_2375093.jpgコカコーラのキャンペーンページでFLASHを使ってHIP HOP風のサウンドクリップが作成できる。いくつかHIP HOPのトラックが用意してあって、お笑いコンビ(とあえて書く)DRUNK DRAGONのボイスサンプリングをドラッグしてはめ込んで一曲を完成させる。早速作ってみた。

こちら
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by seed_for_thought | 2005-07-14 23:13 | Vinyl+Music