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iTunes1億曲の話とウォークマンHDDの話とレコード輸入権の話。
iTunes1億曲の話とウォークマンHDDの話とレコード輸入権の話。_a0031719_0412.jpgiTunes、1億曲カウントダウンで「キリ番ゲット」にiPod贈呈
米AppleのiTunes Music Storeで販売した楽曲が間もなく1億曲に達するのを記念して、同社は9500万曲目の販売以降、ダウンロード10万曲ごとにiPodをプレゼント、さらに記念すべき1億曲目を購入したユーザーには17インチのPowerBookなどを贈呈する。(後略、続きはリンク先で。)

「HDDウォークマンは半年、1年でiPodを追い抜く」——ソニー・安藤社長
ウォークマン(TPS-L2)の発売から25年。この発売25周年を記念してのイベントで、ソニー代表執行役社長の安藤国威氏は新発売となったHDD搭載ウォークマン「NW-HD1」を、「HDD搭載は大きな流れに沿ったもの。(HDD搭載タイプの投入で)ラインナップは一応の完成を見せた」と評し、ライバルと目されるアップルのiPodについても、「HDDウォークマンは半年、1年でiPodを追い抜く」「一社独占状態への挑戦だ」と強気を見せた。(後略、続きはリンク先で。)


音楽ファンのみなさまへ〜「音楽レコードの還流防止措置」について〜

日本レコード協会(RIAJ)が6月30日から全国主要各紙に「意見広告」を掲載する形での広報活動を開始した。


一番目のニュースはすでに北米ではダウンロードして曲を所有する、という音楽の消費のスタイルが根付きつつある、というニュース。
二番目のニュースは鼻息が荒いわりには、「ATRAC3/ATRAC3plus」という評判の悪いフォーマットのサポート中心でMP3は再生できるのかよくわからん、ということでホントにこれでiPodに勝てるの?というニュース。
浅田彰が「本を外で読むという行為は文庫本によってもたらされたが、音楽を外で聴くという行為をもたらしたのはウォークマンである」というようなことを言っていた。(うろ覚えだが。)かつてSONYはそういうライフスタイルを変えるということをウォークマンの発明によって成しえ、大きなマーケットを作ったのに、今やその役割を演じているのは間違いなく音楽そのものを愛している元ヒッピーCEOスティーブ・ジョブズ率いるappleなのだ、というコントラスト。
最後のニュースは、こんなことをやってるようじゃ、日本に新しい音楽のマーケットなんかは100年経ってもできやしない、ということがよくわかるニュース。
「私たちは、『音楽レコードの還流防止措置』の導入によって、世界の国々との音楽を通じた文化交流を促進し、全国の音楽ファンのみなさまに国内外の幅広いジャンルの音楽を楽しんでいただけますよう、努めてまいりますのでご支援のほどよろしくお願い申し上げます。」というコメントが矛盾していることに気がつかない愚かしさ。

追記:こちらのサイトのVelvet Crushというアーティストのアルバムには(no export to Japan)となっている。上記の影響でなければいいが。それと、この動きが広がらなければいいが。。。

最後に物欲の吐露。iPod欲し〜〜〜〜〜い!
by seed_for_thought | 2004-07-03 00:42
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